パックロッド論 前編

1 パックロッドとは

結論から述べると3~4本継以上のものを指します。

一般的なショアの竿は2ピースです。

ブラックバス界隈となると、1ピースこそ至高というやや偏ったムーブメントも多少はありますが、基本は2ピースです。

ここでパックロッドの相場はというと、 9ft以上なら5ピース以上 8ft程度なら4~5ピース 7ft以下なら3ピースになります。

仕舞寸法が60~70cmを意識して生産されているものがほとんどです。

総じてメリットは持ち運びが容易といったところですが、

デメリットもあり、ピースが増えれば増えるほど少しずつ重量が増すというところと、

重量バランスが先端のほうに向かっていき、持ち重りをするというところにあります。

ショアロッドには重量信仰が支配的ですが、極論を述べるとすれば、重心がきちんと手元にあれば時に重さは気にならないものなのです。もちろん軽量なロッドの鋭敏な使用感がすばらしいのも事実です。

とは言え、製造しているメーカーもそういった懸念はもちろんしています。

実際にメインに使用しているディアルーナS806ML-4も使用には何も問題ありません。

ざっとパックロッドの総論はこんな感じです。

2 いままで使ってきたパックロッド

基本釣行スタイルがバイクか公共交通機関の私はパックロッドを使ってきました。

いつしか、友達に貸す用だとか、穂先が折れたから代打にとか、いろんな理由をつけてそのパックロッドは増えていきました

ざっくり、いままで使ってきたパックロッドを挙げると

  • シマノ ディアルーナMB S806ML
  • 欧州ダイワ POWERMESH GAME TRAVEL PMG304HAF
  • ソルフィエスタ ディバイド SEABASS 8.0F
  • シマノ フリーゲームXT S906ML
  • ダイワ モアザンモバイル 87MLS-5
  • ダイワ ラテオモバイル 96M-4
  • ダイワ ソルティスト 85ML-5
  • シマノ ルアーマチック MB96M
  • シマノ コルトスナイパー S1000H-3(定義が怪しいですが)

なかなか壮観なリストに仕上がりました。

細かいインプレは他エントリーで述べるとして、ざっくりとしたインプレを。

2-1 シマノ ディアルーナMB S806ML-4

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よくも悪くもシマノらしい竿です。根元から穂先まで、棒みたいな印象を受けます。

もちろんちゃんと曲がりますが、 他メーカー品を使ってはじめてわかる棒感です。

固い訳じゃないんですけど、曲がりが鈍い感じです。

竿としては非常に頼もしく、ランカー2匹をこのロッドで仕留めましたが、余裕を感じます。

キャストウェイトは7~28g、

4ピースです。

最も快適なウェイトは12~20gかと。それより上のバイブやサイレントアサシン129Sではフルキャストにしんどさを感じます。

2-2 欧州ダイワ POWERMESH GAME TRAVEL PMG304HAF

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欧州ダイワのパイクフィッシング用の竿です。

約3メートル=10ft、

キャストウェイトが~60gです。

やったことのないパイクフィッシングを語るのは難しいですが、↓これを見れば少なくともパイク竿は強え方がいいのは分かります。

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